主要登場人物

加藤なずな(かとうなずな) 20歳

nazuna

幼い頃に病弱だったため、体力をつけようと近所の門倉道場に通ううち、剣で身を立てる事を志すようになった女剣客。
明るく天真爛漫で強い心を持っているが、「女のくせに」と言われる事に敏感。
身だしなみには無頓着だが、母に習ったので、一応一通り料理・舞・華道・茶道などは出来る。甘いものに目がない。

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高橋秀一郎(たかはししゅういちろう) 33歳

syuuitirou

山岡藩藩主の長男。常に冷静で、頭も腕もきれる。自分にも人にも厳しく、一度決めたことは譲らない頑固な性格で、あまり笑わない。
しかし実は人一倍剣を愛し、家族や友人、仲間を大切にしている。
趣味は読書。甘いものが苦手。

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山本松之助(やまもとまつのすけ) 28歳

matsunosuke

家臣の一人。温和で誰にでも分け隔てなく優しい。
花街は好きではないが、無理矢理連れて行かれた花街で出会った遊女に惚れられている。
聞き上手で色んな人から相談を受けるが、自分の事はあまり話さない。

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武井和馬(たけいかずま) 23歳

kazuma

家臣。明るくノリの良い性格。
女性に対してはうぶな所があり、接し方が分からないのか、ぶっきらぼうな態度を取ったり、からかったりしてしまう。
一度好きになると一途。

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福原直道(ふくはらなおみち) 22歳

naomiti

家臣。小柄で童顔なため、子供や女に間違われる事が悩み。
和馬と仲が良い。
誰に対しても丁寧な敬語で話すが、気が短く子供っぽい怒り方をする。
小柄な見た目でなめられる事が多いため、人一倍稽古している努力家。

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門倉嘉邦(かどくらよしくに) 25歳

yoshikuni

門倉道場の道場主の長男。なずなの幼なじみで兄的存在。なずなの事を特別に思っている。
人が良すぎるせいか、本気を出し切れず、剣の腕はいまひとつだが、頭は非常にきれるため、指導者向き。
面倒見が良く、道場に通う門下生達にも慕われている。

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その他の登場人物

二宮千鈴(にのみやちすず) 21歳

chisuzu

高橋秀一郎のいとこ。 年は離れているが、幼い頃から秀一郎を慕っており、恋心を抱いている。秀一郎にはそういった意味では相手にされて居ない様子。
嫉妬心が強く、秀一郎の周りに少しでも女性の影が現れると、意地悪をして追い払ってしまう。
身分が高くちやほやされて育ったためか、わがままで、気の強い性格である。

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門倉嘉成(かどくらよしなり) 52歳

yoshinari

門倉嘉邦の父。山岡藩の中で剣を磨くなら一番とされる門倉道場師範。
剣については息子の嘉邦にでさえも他の門下生同様厳しいが、本来、女であるなずなを道場に受け入れるなど、あたたかい人物。
近年、衰えを感じてきている。




高橋秀平(たかはししゅうへい) 49歳

syuuhei

高橋秀一郎の父。山岡藩三代藩主。
なずながいつかその元で働きたいと憧れていた存在。
息子同様、厳しく頑固だが、一度力を認めたものに対しては、惜しみない理解力を示す。