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ひかり:「とーしーきー!おはよーう!」 俊樹:「ふぁ〜あ……ああ、はよ……お前朝だろうが夜だろうがいつでもテンション高いんだな……」 ひかり:「元気だけがとりえだからね!」 俊樹:「自分で言うか。」 ひかり:「なあ、俊樹!ひまー!」 俊樹:「あ?」 ひかり:「ひまひまひまひまひまひまひまひま」 俊樹:「あーーー!!もううっせえな!いつもみたいに魚でも釣ってりゃ良いだろ!」 ひかり:「飽きたー」 俊樹:「はぁ……」 ひかり:「なあ!何かして遊ぼう!」 俊樹:「ガキか、てめえは。」 ひかり:「永遠の10歳で…」 俊樹:「言ってろ。誰か他の奴誘えよ。俺は遠慮しとく。」 ひかり:「さあ、何して遊ぶか?」 俊樹:「人の話聞いてんのかこら」 ひかり:「そうだ!鬼ごっこにしよう!」 俊樹:「聞いてないんだな……。俺は暇じゃねえんだよ……」 ひかり:「どう見ても暇じゃん!あたしが声かけるまで寝てたし。」 俊樹:「寝るのも俺にとっちゃ大事な事なんだよ。」 ひかり:「ふぅん。あんたって、寝る事と竹刀振る事とご飯食べる事くらいしか普段考えてないわけ?」 俊樹:「あぁ…まあそんなもんだな。」 ひかり:「つまんないヤツ。モテないよ。」 俊樹:「ほっとけ。」 ひかり:「まあいいか。じゃあ私逃げるから、あんた鬼ね。よーい始め!」 俊樹:「おい、マジで鬼ごっこやんのかよ!2人でか?」 ひかり:「うん!ほら早く追いかけてきなよ!鬼さ〜んこーちら、手のなる方へ!」 俊樹:「お、おい、馬鹿!危ねえよ!前見ろ、前!」 ひかり:「へ?……うわっ!」 【スッテーン】 俊樹:「はぁ〜……言わんこっちゃねえ……大丈夫か?」 ひかり:「うぅっ……いったぁぁぁぁい!ぅっ……ぴぃーー!!」 俊樹:「あー……もう泣くんじゃねえよ……」 ひかり:「だってぇぇぇ……ひっく…うわぁぁーんっ……」 俊樹:「あー…ったく、しょうがねぇな……ほらよ」 【頭ぽんぽん】 ひかり:「っ……ひっく……俊樹がやさしいー!!気持ち悪いー!!」 俊樹:「お前っ…人がせっかくっ……」 * * * 勇真:「ねえ…俊樹くんって……何て言うか、その……」 和志:「お父さんっぽいよな……」 泉:「確かにそうですね……」 俊樹:「誰がお父さんだ!!」 ひかり:「やーい!お父さん!」 俊樹:「てめえ泣いてたのはどうしたんだよ」 ひかり:「そうだった!いてててて……和志ー!」 和志:「はいはい。手当てね。ちょっと待ってて、ひかりちゃん。」 ハイテンションなひかりにいつも振り回されるクルー達なのであった。 |
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